そんな疑問にお答えします。
この疑問にお答えするYUKOのインド渡航歴を以下にあげておきます。
- 2007年6月〜 2008年5月 ヨガ、マッサージの為インド・ネパール周遊
- 2009年3月〜 2009年8月 インド、ダラムサラーにて日本食レストラン経営
- 2010年4月〜 2010年8月 同上
- 2011年3月〜 2011年7月 同上、冬営業のみだったのでゴアに夏営業の日本食レストランをオープン
- 2012年2月〜 2012年7月 同上
- 2012年11月〜 2012年12月 1ヶ月弱ゴア店へ
- 2013年4月〜 2013年8月 インド、ダラムサラーにて日本食レストラン経営
- 2014年3月〜 2014年7月 同上
- 2016年 バンガロール、ポンディチェリー、ティルバンナマライにスピリチュアルの学びで3ヶ月滞在
- 2019年12月〜 バンガロールへ10日間
インドへ行った時に取得した事のあるビザはいくつかありますが、観光ビザで主要なビザ3種類も取得、経験済みですよ。これからインドへ観光、周遊しに行きたいという方に向けて、どの観光ビザを取得するのがいいのか経験をもとに解説していきますので、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
- インド大使館にて観光ビザ取得。
- ムンバイ国際空港にてビザオンアライバルを取得。
- インターネットからビザ申請ができるe-visaを取得。
目次
インド観光ビザ・アライバルビザ・eVisa申請方法比較
「新型コロナウイルス(COVID19)」関連情報
2020年3月11日インド大使館が発表したアナウンスでは、インド政府が3月3日付けでウィルス感染拡大の防止を目的とし、イタリア、イラン、韓国と日本国籍の方に向けた全ての発給済みビザを一時停止としたと伝えています。
これに伴いインドへ入国する方はやむを得ない状況を理由の場合に限り、大使館、領事館でビザの申請を行えるそうですが、3月3日以前に取得しているビザは全て一時停止になっているので理由はあるにしろ、新たにビザを申請しなければいけません。
また今、インドに滞在している方のビザは有効ですが、日本へ帰国したり他国へ出国した際はやはりビザが一時停止されてしまうのでご注意ください。
より詳しい情報を知りたい方
>>在日インド大使館Webサイト
重要なお知らせ: 2020年3月10日 インド入国監理局がCOVID-19関連の最新渡航情報及びビザ関連情報を発表 https://t.co/ORcEga6pf5. 在日インド大使館公式サイトでもご覧いただけます https://t.co/EL3LUfjI7C https://t.co/EiCTx2beDN
— India in Japanインド大使館 (@IndianEmbTokyo) March 11, 2020
※情報源は確かな公的なところから入手して、デマに流されないようにしてください。
インドへ旅行・周遊する際に取得できるビザは3種類ある
インド旅行・周遊に必要なビザは観光ビザですが、2020年3月現在ではその観光ビザが結局は同じ観光ビザでも、取得方法の違いで3種類の違う観光ビザがあるということなのです。ちょっと紛らわしいですが・・・。
ではその観光ビザがどのような取得方法でどのように呼ばれているのか、違いなども含め解説していきます。
「観光ビザ(大使館で取得)」
この「観光ビザ」と言われるビザは大使館もしくは領事館へ直接行って申請するか、郵送にて申請するという取得方法のビザです。
以前は申請用紙を記入してそれを提出するので2度、訪れる必要があったのですが、申請がオンライン(2020年3月現在)になり発給の時だけ足を運べばよくなったので、手間が少なくなり便利になりました。
>>観光ビザ取得方法
「ビザオンアライバル」
「ビザオンアライバル」と言われるビザは2016年から復活したビザです。また限られたインドの国際空港だけになりますが、事前の申請なく到着時にその場で申請して取得できるビザになります。
ちなみにインドのビザ情報は何かと変わりやすいので、一番取得が簡単そうなのですが、実は一番注意が必要な取得方法のビザになります。滞在可能日数は60日間のみです。
>>ビザオンアライバル取得方法
というのも当時インドでの滞在先は、元彼の家に泊まる予定だったので滞在先ホテルのバウチャーなどがなく、その場で彼に電話をかけさせられたり…と、とにかくかなりきびしかったんです。
そしてスッタモンダしてるその間は、来た時に乗っていた日本からの飛行機が、今度は日本へ帰るのに万が一に備え私の為に待機しているとか…「出発時間を1時間もオーバーしているのにお前をのせるかもしれないからずっと待っているんだぞ」と、めっちゃ圧力かけられて泣きそうになりましたw。
「eビザ(電子ビザ)」
「eビザ(電子ビザ)」と言われるビザはオンラインで申請して取得する最新のビザ取得方法です。
このビザ取得も「ビザオンアライバル」同様に入出国制限される空港があるのですが、最長5年のビザが取得できるという点、申請結果まで最大で72時間というスピードで、個人的に一番おすすめです。
※因みに2019年12月に「eビザ(電子ビザ)」を取得しましたが、なんと24時間以内に取得できました。ただやはりインドビザです。確実性はありませんので大使館で発表しているように、必ず入国日4日前までにはオンライン申請してください。
>>eビザ取得方法
eビザには申請サイトをそっくりに真似たフィッシングサイトがあるそうです。高額な金額を請求してくるようですので、くれぐれもそのようなサイトで間違って申請しないように気をつけましょう。こ記事で紹介しているサイトをクリックするか、もしくはURLの最後が必ずgov.inとなっていることを確認してください。それがインド政府からのサイトになります。
2020年最新 インドVisaの観光ビザ3種を徹底比較!
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観光ビザ(大使館で取得) |
ビザオンアライバル |
eビザ(電子ビザ) |
取得方法 | 大使館や領事館で取得または郵送 | 指定6空港 | オンライン |
取得場所 | 大使館や領事館 まず申請はオンライン |
デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードの国際空港 | >>india.gov.in |
取得所用時間 | 申請、3営業日後に発行 | 即日 | 72時間以内に発行(入国日4日前までには申請) |
出入国可能空港 | 制限なし | デリー、ムンバイ、チェンナイ、コルカタ、バンガロール、ハイデラバードの国際空港 | 指定28空港、5港のみ※1 |
有効期間 | 申請日から180日 | 60日 | 観光用のeビザはビザ承認日から最長5年(30日、1年、5年から選択可能) |
入国可能回数 | 無制限(マルチプル) | 1回まで | 観光用のeビザは無制限(マルチプル) |
取得可能回数 | 1年に2回 | 1年間に2回まで再入国1回のみ | 1年に2回まで |
一回の最長滞在期間 | 180日 | 60日 | 179日 |
入国目的 | 観光 | 観光 | 観光 |
ビザ申請料金 | 1250円 | 2000ルピー | 25ドル |
ビザ決済方法 | 日本円 | インドルピーもしくは外貨でも可 | クレジットもしくはpaypal |
必要書類など | 申請書・写真・パスポート | 入国カード・帰国用航空チケット | 写真データ※2・パスポートスキャン必須 |
パスポート期限残日数 | 6ヶ月以上 | 6ヶ月以上 | 6ヶ月以上 |
パスポート残ページ数 | 2ペー以上の空白 | 2ページ以上の空白 | 2ペー以上の空白 |
※1
指定28空港
アフマダーバード(Ahmedabad)、アムリトサル(Amritsar)、 バグドグラ(Bagdogra)、 バンガロール(Bengaluru)、ブバネーシュワル(Bhubaneshwar)、 カリカット(Calicut)、チェンナイ(Chennai), チャンディーガル(Chandigarh)、コーチン(Cochin)、 コーヤンブットゥール(Coimbatore)、 デリー(Delhi)、ブッダガヤ(Gaya)、ゴア(Goa)、グワーハーティー(Guwahati)、 ハイデラバード(Hyderabad)、ジャイプル(Jaipur)、コルカタ(Kolkata)、ラクナウ(Lucknow)、 マドゥライ(Madurai)、マンガロール(Mangalore)、ムンバイ(Mumbai)、ナーグプル(Nagpur)、ポートブレア(Portblair)、プネー(Pune)、ティルチラーパッリ(Tiruchirapalli)、ティルヴァナンタプラム(Trivandrum)、ヴァーラーナシー(Varanasi) ヴィシャーカパトナム(Vishakhapatnam)
指定5港
コーチン、モルムガオ(ゴア)、ニューマンガロール、ムンバイ、チェンナイ
注意:ネパールなどの陸路の入国は不可
※2
インドビザ申請の写真は注意が必要です。かなり厳密ですのでカメラ屋さんでインドビザ申請用の写真を取りに来たことを告げ、プロに撮ってもらいしっかりデータにしてもらうことをおすすめします。またバックは白色のみです。
- jpeg形式
- 10KB〜300KB
- 5cm×5cm
- 背景白
まとめ:結局どの観光ビザを取得したらいいのか?
以上、インドへ旅行または周遊するのに取得できる観光ビザは何種あるのか?またそれらのビザはどのように申請すればいいのか?など比較を含めて細かく違いなどを解説してきました。
まず観光ビザには同じ観光ビザでも3種類あって、それらにはどのような違いでどのように取得方法も違うのかある程度わかっていただけたかと思います。にしてもその3種類の中から自分はどのビザを取得するのがいいのか、未だ決めかねている方もいるかもしれませんね。
そんな方に最後に私の全くの経験からのおすすめですが、旅行、周遊におすすめ観光ビザは「eビザ」を取得するのが一番です。3つ取得経験がある中で一番楽にストレスなく取得できたのが「eビザ」だったからなのですが。
ビザって何が面倒くさいかって申請が一番、面倒くさくて、それが一番ストレスになるからなんです。インドビザを色々取得した中で「eビザ」が一番最強のビザだと実感したのでおすすめです。
ですが、その旅がもし出入可能都市の場所から出入国が必須であれば、やはりおすすめはできません。特別こだわりがなくインド旅行、周遊するということであれば主要都市国際空港は網羅していますし、ぜひ利用してみてください。オンラインだと世界一周中や他国からのビザ申請もできるのでおすすめですよ。
そして確実に陸路での出入国があるのがわかっているなら、大使館や領事館で観光ビザを取得してください。なぜならこの「観光ビザ」以外で取得した「アライバルビザ」や「eビザ」の2つのビザでは陸路の入出が不可になります。※特にインド、ネパールの国境、陸路越えは危険ルートにつきおすすめしません。安全を考えて空路で移動することをおすすめします。
必要な方に届きますように!
最後までお読みいただきありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡